スクラムと向き合ってみよう
Feel Scrum
概要
2020年9月25日(土)Scrum Fest Mikawa2020のキーノートにて。
スライドの内容
- スクラムと向き合ってみよう 及部敬雄 (@TAKAKING22) Photo by Benjamin Davies on Unsplash
- Photo by 663highland on wikipedia 豊橋駅前大通
- Photo by Bariston on wikipedia 二川宿本陣(東海道)
- スクラムと向き合ってみよう 及部敬雄 (@TAKAKING22) Photo by Benjamin Davies on Unsplash
- Scrum Alliance Regional Gathering Tokyo2013 Regional Scrum Gathering Tokyo 2015
- スクラム スクラム(名詞): 複雑で変化の激しい問題に対応するためのフレームワークで あり、可能な限り価値の高いプロダクトを生産的かつ創造的 に届けるためのものである。 スクラムガイド「スクラムの定義」
- スクラムの歴史 1986年 The New New Product Development Game 1993年 スクラム誕生
- アジャイル開発といえばスクラム? EJHJUBMBJUIBOOVBM45”5&0’”(*-&3&1035
- 自分のルーツをたどる スクラムに出会う前はどうだったのか なぜスクラムにたどり着いたのか スクラムに出会ってどうなったのか 今の自分たちにつながるストーリー
- これから歩み始める人 歩み始めたばかりの人 歩みを止めて少し休んでいる人 歩み続けている人
- それぞれのストーリーがある
- あなたがスクラムと出会う前、 どのような光景が広がっていましたか? 目を閉じて想像してみてください
- Photo by Studio Republic on Unsplash いろんなところからカタカタと キーボードのタイプ音が鳴り響く開発フロア
- Photo by Alvaro Reyes on Unsplash 忙しそうな先輩の機嫌を伺いながら わからないことを教えてもらって仕事を進める新人時代
- Photo by Christina @ wocintechchat.com on Unsplash 夕方に会議室に集まってプロジェクトマネージャーに 進捗報告しながらWBSを更新「70%終わりました」
- PAKUTASO 仕事が終わらなかったことが悔しくて、 深夜や休日に出社して仕事をしたり勉強
- Photo by Priscilla Du Preez on Unsplash どうにかリリースできるとチームメンバーと喜ぶ エンジニアの仕事ってステキだなって感じた
- つくってるときは大変! でもやりきったときの達成感はスゴイ
- これがあたりまえの世界だった
- あなたがスクラムと出会った後、 どのような光景が広がっていましたか? 目を閉じて想像してみてください
- 今で言うペアプロやモブプロが自然発生し、 業務中もわいわいしながら仕事を進めていく
- 朝カンバンの前で雑談しながら朝礼 朝礼以外でもカンバン前に群がって議論や雑談
- スーパーエンジニアが技術勉強会を開いてくれて どんどん学んでいくチーム
- 後からチームでやっていることに 「スクラム」という名前がついていることを知った
- リリースなどの仕事の節目ではやっぱり喜びを分かち合う
- つくってるときも楽しいし! だからやりきったときはもっと楽しい!
- はじめてのスクラム それまでのあたりまえだと思っていた世界が破壊された チームで働いている感覚 自分もまわりも笑顔があふれている 成長をしている実感
- How to Change Our World 〜楽天の開発現場からのアジャイル改善事例〜
- あなたのルーツは? それをいまどう感じますか?
- スクラムをきっかけに アジャイル開発には共感を
- アジャイルソフトウェア開発宣言を読んで 書いてあることは理想とするソフトウェア開発の姿 賛成 or 反対ではなく、ただ共感 はじめて読んだときも改めて読んだときも同じような感想 いま読むと少し古く感じるところもあるが、 このマニフェストが20年前に書かれたというスゴさ
- 息を吸うようにアジャイル Photo by Olia Nayda on Unsplash
- 素晴らしい叡智を残してくれた先人達 圧倒的な感謝と尊敬
- 我々はこの先の世界に行こう! Photo by Drew Saurus on Unsplash
- うまくいくチーム うまくいかないチーム
- うまくいくチームとうまくいかないチーム 似たコンテキスト下で、同じような行動をしていたとしても、 チームによってうまくいくとうまくいかないで分かれている なぜ分かれてしまうのだろう?
- うまくいくってなんだ!? 複雜で変化の激しい問題(スクラムガイド) 方法論やエンジニアリングと違ってわかりやすい結果が得にくい デバッグできないところに解決したい問題が存在する そんなに簡単に結果はわからない
- うまくいくチームの仮説 スナップショットで結果を判断をしていない 実験を積み重ねている感覚 うまくいかなかったたからやめるのではなく次どうするか わからないを受け入れている
- Photo by Paul Gilmore on Unsplash わからないという不安定
- 「開発に集中したい」問題 エンジニアが現場の問題に直面する アジャイル開発やスクラムに取り組む しばらくすると「もっと開発に集中したい」と思い始める アジャイル開発やスクラムから距離を置きたくなる
- 「開発に集中したい」問題 距離を置いたところで気づいてしまうことは止められない 見て見ぬ振りをしてただコードを書くことに意味があるのか 結局あきらめて必要だと思うことをやる 結果としてうまくいくという経験
- 「開発に集中したい問題」の正体 うまくいっていないし、その理由もよくわからない 自分にとってわかりやすいものにすがりたくなっているだけ 真の問題解決から逃げてしまっている
- うまくいく うまくいかない
- わからない Photo by Paul Gilmore on Unsplash うまくいく うまくいかない
- 結論づけたくなる病 結果がわかることは経験があることなどごく一部 わからないことのほうが圧倒的に多い 結果がわかるほどの情報量が足りないので解像度が低い わからない=不安定なので、早急に結論づけたくなってしまう
- 無理やり当てはめてわかった気になる Photo by Ryoji Iwata on Unsplash
- 無理やり当てはめようとしてない? 二元論 ex. 開発 or ビジネス、現場 or マネジメント ふわっとしたそれっぽい言葉 ex.
- わからないなんてふつうだ! 解決したいのは複雜で変化の激しい問題 今の自分たちにはわからないというだけ 「わからない」に対峙することが我々のお仕事
- 「わからない」に対峙する Photo by Attentie Attentie on Unsplash
- スクラムの全体性 スクラムフレームワークは、スクラムチームとその役割・ イベント・作成物・ルールで構成されている。 それぞれに目的があり、スクラムの成功や利用に欠かせな い。 スクラムのルールは、役割・イベント・作成物をまとめ、 それらの関係性や相互作用を統括するものである。 スクラムガイド「スクラムの定義」 スクラムフレームワークは、スクラムチームとその役割・ イベント・作成物・ルールで構成されている。
- ものごとを全体としてとらえる 部分を解決しても全体が解決するとは限らない 複雜なものごとを複雜なものごととしてそのままとらえる 実験をしながら情報をためて解像度を上げていく(経験主義)
- Controlled Chaos Photo by Martijn Baudoin on Unsplash
- Controlled Chaosの第一歩 わからないものをわからないものとして受け入れる いますべての問題を解決しようとしない 判断や問題解決のタイミングを遅延させる 優先順位をつけていまにフォーカスして行動して学んでいく
- 10円玉を書いてみてください
- 人によって「見る」が違う 同じ状況で同じ行動をしても人によって中身は全然違う 目的を持って行動していると行動の中身も変わる 本能や無意識でやっていることは言語化されにくい
- もっと本能や無意識を大切にする
- キングダム第7巻(原泰久/集英社)
- 本能や無意識を強化したい チームの行動や判断を言語化する 本能や無意識でやっていることの一部に気づくことができる よいことも悪いことも気づくことができれば、 変えることができる
- 本能や無意識を言語化する 雑談 モブプログラミング チーム活動のプレゼンテーション Podcast ゲームモデル
- ふとしたときに出るなにげない一言 「なんとなくうまくいってないよね」 「危険なスメルがする」 「これいまじゃないよね」
- つくりたくない機能はやっぱりだめだった なんとなくつくりたくないと感じた機能があった 理由を説明したが強い要望によってつくることになった なるべくシンプルにしてつくった やっぱり結果としてつくらない方がよかった
- https://confengine.com/regional-scrum-gathering-tokyo-2021/proposal/14944/team-controlling-chaos
- エンジニアリング ビジネス チーム
- 同じような問題を繰り返している感覚
- Photo by Grillot edouard on Unsplash
- 自信を持って進もう ボトルネックは移動する 実際は螺旋を描いているだけで前回よりも高い位置にいる わからないだけで歩みを止めてしまわずに行動し続ける 知略と本能どちらも使って自信を持って前に進む
- 初心者を脱した人たちはどこへ行ったのか 「やってみた」セッションや初心者向けセッションが多い 「やってみた」の後そのチームはどうなったのだろうか 初心者じゃなくなったチームは今元気なのだろうか そういう話がとても聞きたい!
- 初心者を脱した人たちはどこへ行ったのか アジャイルソフトウェア開発宣言やスクラムガイドを たまに読んで新しい学びがあるのは自分たちが変化しているから 変化をしているスピードはチームのほうが速い スクラムガイドですら数年に1度アップデートしているのに おまえらときたら…
- 結果が出ているからこのままで大丈夫、 と思っていれば今の自分はない ー イチロー
- スクラムにあてはめようとし過ぎてない? スクラムが難しいのではなくチーム開発が難しい スクラムが楽しいのではなくチーム開発が楽しい 私たちはスクラムをしているのではなくチーム開発をしている
- How to Change Our World 〜楽天の開発現場からのアジャイル改善事例〜
- あなたが初心者でも玄人でも エンジニアでもマネージャーでも アジャイルコーチでもなんでもいい
- スクラムと向き合い、 自分のストーリーを語ろう
- 「わからない」を楽しんで、 実験してきた結果を自慢する大会
- それがカンファレンス!